今週は雨予報が多く、馬場状態も重要なファクターになりそうだ。Ｂ３は３、４、７、８番の４頭。

川崎2000ｍの実績では、[7-1-4-8]のダルヴァザ、[5-2-2-3]のミッキーハッスル、４走前が後者と0秒5差、前走はプロキオン賞２、４着馬が１、３着だった[2-1-0-7]のレッドスパローが浮上。展開面では、５走前の同条件が左海騎手騎乗での大逃げで0秒3差、前走の浦和2000ｍ戦でも離れた２番手追走のエラボレートに1秒6差をつけてきたオーケーパッションが注目。

ただし、ダルヴァザの主戦だった本田正重騎手は、大井からの遠征馬アポロミラクルに騎乗。３歳時には東京ダート2100ｍ、新潟ダート1800ｍ戦をハナと番手から２連勝、前走は３か月ぶりだっただけに、左回りを狙っての予定の連闘策だった可能性は十分にある。４歳馬アダマスミノルも、中京ダート1900ｍ、新潟ダート1800ｍ戦でハナと番手から２、２着と好走。４走前の浦和1500ｍ戦ではオーケーパッションより前々で運んで0秒3差３着と善戦している。

アポロミラクルは前走のＪＲＡ交流戦ではチークピーシーズ着用で出ムチを入れて２番手の積極策。オーケーパッションの逃げも楽ではないと見て、叩き２走目の前走がプラス体重での一変、対戦相手の比較ではプロキオン賞組と互角の評価ができるレッドスパローを狙ってみたい。安定感では一番のダルヴァザ、昨年10月のＢ３Ｃ１の川崎2000ｍ戦ではミッキーハッスルと0秒4差３着、３走前もＪＲＡ交流戦で0秒7差と着順ほど悪い内容ではなかった好調なナインバイパーを相手本線に。