予想家チーム

小田哲也

スポニチが誇る万馬券メーカー。

スポーツニッポン新聞社記者。重視するのは好走した時の最大パフォーマンス。
着順タイプは常に善戦型より、三振か本塁打か？の「1着型」を好んで狙う！

　ダート路線の改革に伴って、今年のスパーキングレディーＣは今までと違ったステップで有力馬が参戦してきて、推理の上では興味深いところ。
　今年から４月園田に組み込まれた「兵庫女王盃（園田1870ｍ）」、冬開催から５月に移ってきた「エンプレス杯（川崎2100ｍ）」の２戦が、スパーキングレディーＣのステップになった形。
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　問題は園田1870ｍ、川崎2100ｍが、果たして今回の「川崎1600ｍ」に直結させていいものか？
兵庫女王盃を勝ったライオットガールは1800ｍ以上を主戦場にしていて、今回は２キロ増の別定57キロを背負います。
　兵庫女王盃２着のアーテルアストレアも1800ｍ以上を中心に使っていて、こちらも別定57キロは他馬との比較では不利。
　今回と同じ川崎1600ｍで行われた昨年12月神奈川記念の上位組を重視。
　特に当時２着の◎キャリックアリードはＪＲＡ時代も福島小回り1700ｍを上手に乗り切り、前走・エンプレス杯（３着）は園田遠征時に減らした体を戻して、今回の出走メンバーでは最先着でした。川崎向きの「軽さ」を備えて、高知のエース・赤岡騎手を配して勝負気配が漂っています。まずは馬単の「１着固定」で勝負。
　神奈川記念を制したヴィブラフォンは前走・兵庫女王盃（５着）はゲートでつまずき、通常より１列後ろの位置になりました。川崎1600向きは確かで、すぐ横のミラクルティアラに乗っていければ、最初の１コーナーでは好位置は確保できそう。
　もちろん、昨年の２着馬スピーディキックはコーナー４回の1600ｍがベストで、ここは絶好条件。阪神牝馬Ｓの後はしっかり間隔を取って、メンバー的にもピッチが上がりそうな展開も味方に差し込むシーンも。
　今回が転入戦になるドライゼはＪＲＡ時代ではオープン好走歴はないのがネック。ＪＲＡでは３勝クラスを勝ったばかりのミラクルティアラは母ミラクルレジェンドが、地方ダート交流重賞の鬼。逃げなくてもレースができるので、好位粘りには要注意。

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