予想家チーム

小田哲也

スポニチが誇る万馬券メーカー。

スポーツニッポン新聞社記者。重視するのは好走した時の最大パフォーマンス。
着順タイプは常に善戦型より、三振か本塁打か？の「1着型」を好んで狙う！

　出走していれば優勝候補だった大井所属の無傷５連勝馬ダテノショウグンがここは不在。
　人気はＪＢＣ２歳優駿を勝った◎フェーエバーヤングと、兵庫ＪＰを制したイーグルノワールで「二分」しそうな気配。そして、コーナーのきつい川崎の小回り適性なら、園田の兵庫ＪＧを制した後者イーグルノワールは相当注目を集めるでしょう。２走前に東京のプラタナス賞（ダート1600ｍ）を勝っていて、コース形態は全く違うとはいえ、左回りマイルを既にこなしている点も大きな強調材料にはなります。

続きを読む 　それでも、ここはフォーエバーヤングの潜在能力、スケールの大きさに懸けたいです。確かにＪＢＣ２歳優駿は進んで行かず、道中の反応も今ひとつですが、エンジンが掛かってからの加速力は圧巻。優勝タイム１分54秒３は、今季道営で活躍中のアナザートゥルースが10月オルフェーヴル・プレミアムを勝った時が１分54秒７なので、既に古馬級。２着馬が離れてしまったのも納得です。門別で使用されている豪州産の白砂より、川崎の雨の残るスピードトラックの方が血統的にはベター。大外枠にはなりましたが、変に包まれず、動いていくには絶好とみて、１着固定とします。
　２着は鼻差接戦だった兵庫ＪＧ１、２着組のイーグルノワール、サトノフェニックスがまず有力。兵庫ＪＧ３着のゼルトザームは上位２頭との「５馬身差」は大きすぎたとみます。
　もう１頭、２着候補にナスティウェザー。なでしこ賞（１着）が鮮やかな一気差し。２走前のヤマボウシ賞（２着）ではサトノフェニックスとタイム差なし。小回り函館のダート1000で勝ち上がり、小回り自体はＯＫ。距離さえ克服できれば、割って入る余地は十分。
　ＪＲＡ馬が強力だけに、地方馬は厳しいとみます。どれだけ買い目を絞るかの勝負になります。

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