Ｂ３は３、４、５、８、10番の５頭。昨年のこのレースでは、笹川騎手のピエナビーチ、町田騎手のフィスラーが４、７番人気で１、２着、本橋騎手のエスペルトが５番人気９着。

転入緒戦のＢ２下で１番人気に支持されていたピュアカラーは、阪神芝1400ｍの新馬戦で２番人気１着、１勝クラスの芝1400〜1600ｍ戦で３着４回、ダート1400ｍ戦で２〜４着が各１回。Ｂ２Ｂ３の交流戦でも有力視されて良いレベルだが、ＪＲＡ在籍時からテンにズブい面を見せていた馬。一方、８戦連続でハナを切っているアジュディカグラは連対実績が1400ｍまで、昨年８月のＢ３三組の川崎1600ｍ戦では0秒6差５着だったが、スタミナ面と前走の馬体減は懸念材料。

ここは格下ながらＪＲＡから地方競馬へ移籍後７戦４勝２着３回、森騎手と初コンビを組んできたブラックオパールを狙ってみたい。昨年９、11月には盛岡芝1600ｍ、大井1600ｍで２連勝、叩き２走目の前走がプラス10kgで首差惜敗。逃げ差し自在のレースぶりも買い材料になる。

相手弱化の転入２戦目で前進が期待できるピュアカラー、Ｂ２下の前走でこれに先着してきた昨年の２着馬フィスラー、笹川騎手からの乗り替わりとなるものの、３か月半ぶりの前走はスタート直後に躓いて後方ままで全く競馬をしていなかったウインアルバローズ、昨年はＣ１四組下３番人気９着からの一変だった川崎1600ｍ[2-2-0-5]のピエナビーチ、昨年の同馬は２走前が川崎2000ｍ戦で0秒3差３着、パターンが似ているナリノバロン、３走前のＢ３二組の川崎1500ｍ戦ではフィスラーと0秒3差だったエスペルトを次位候補に。