３か月半ぶりの前走で連勝がストップしたペイシャガン。大差、９、４、２馬身差とクラスが上がるにつれて２着との着差は縮小、転入後は初めて控える競馬だったのも確かだが、それ以前に前走はハナを切っていた馬が向正面で落馬、動揺しているスキにＪＲＡ１勝クラスから転入後[2-0-1-1]の勝ち馬に内からスクわれて再び２番手と、力負けとは判断できない面がある。12番枠から２番枠へと枠順好転で巻き返しに期待したい。

ＪＲＡから地方競馬へ移籍後、金沢・兵庫で[8-2-2-3]、ＪＲＡ１勝クラスの交流戦は金沢Ａ２Ｂ１で南関東Ｃ１ならば格上、前走では◎に次ぐ２番人気に支持されていたピエナレモン、３走前に首差の接戦を演じたマイアミが前開催のクラセアルタ賞で◎に先着して２着、前２走と同じく次週の地元開催へ向けての叩き台という可能性はあるものの、実力と状態面に不安はない船橋・新井清重厩舎のショウネンジダイ、前２走もＣ１一組下の川崎1400ｍ戦でコンマ差の競馬、３歳時には川崎1600、1500ｍ戦で２着の実績を挙げている浦和・小久保智厩舎のタキチャンゴーを相手本線に。

昨年１〜９月は[0-0-1-12]とスランプ気味だったのに対し、10月以降は[3-1-4-5]と前走内容もフロック視はできないノアブラック、復帰後は480kg台で低迷しているものの、４走前の同条件２着が3秒5差13着からプラス９kgでの一変、叩き３走目で和田騎手に乗り替わってきた川崎1500ｍ[1-3-1-2]のミドナイトコール、今野騎手からの乗り替わりで競走取止による急きょの出走という印象はあるものの、４走前の同条件が中１週でゲストプリンシパルに先着しての３着だったアマゴを連下のおさえに。