Ｂ２は３、５、６番の３頭。分かりやすい比較では、１月１日の1500ｍ戦では古馬初対戦の４歳馬トキノゴールドが１番人気のニヨドスマイルに先着、２月３日のしずおか早春特別では９番人気のウインドブロウンが前記２頭に先着、そのブラックネロは４月３日の桜吹雪特別で２番人気９着、３月３日のキングセイバー号記念で６、９着と後塵を拝していたブラックネロとロワマージュが５、６番人気で１、２着。ここまでクラスが上がるとハッキリとした力関係は掴みづらい。

展開面では、ライジングサミットとＪＲＡ２勝クラスからの転入馬アラモードバイオのハナ争いが有力。前者の３走前、後者の前走で２番手マークから１、２着だったのがビクトリーサイト。1500ｍ戦のテンの500ｍのラップは、前者の２走前が6秒1−11秒2−12秒3、後者の前走が5秒8−11秒5−12秒9。外枠の後者も初勝利と１勝クラスでの３連対が全てハナを切ってのもので簡単には引きそうもない。

一長一短があって狙いを絞りづらい混戦模様だが、ここは入着賞金でのＢ１昇級となるものの、３走前の1500ｍ戦でブラックネロを破っている４歳馬ファルコンソードを狙ってみたい。直近の川崎1600ｍ戦では重馬場で１分45秒２〜５の２、６、４着、前々走のＪＲＡ交流戦も２番人気で南関東勢の中では３番手での入線。５か月ぶりでプラス10kgの前走をひと叩きされての良化に期待する。

昨年の麦日和特別で１番人気４着、その後Ｂ１下、Ａ２下で２、１、１着と連続連対、４か月半の休養から復帰して７、４、２着と着実に良化気配を示しているギンザロッソ、昨年の南関東牝馬三冠でスピーディキック相手に４、５、４着、牝馬限定戦だったとはいえ、重賞挑戦の前走が0秒7差だったトキノゴールドを相手本線に。