１月と７月は格付基準の変更時期。今開催は降級馬に警戒が必要だ。

ラッキーライズは園田デビューで全成績[2-3-5-10]、うち７戦が重賞で３歳牝馬の全国交流・のじぎく賞３着。格付け後は前々走の２番人気11着を除けば、0秒7差以内で[1-2-1-2]。鞍上に町田騎手を起用、５か月半ぶりの今年緒戦を使っての移籍と、緒戦から通用しても不思議ではない。ハッピーバレーは川崎所属馬ながら４戦連続で船橋遠征、グレイトムーンは船橋所属馬ながら３走前までは10戦連続で川崎遠征だった変わり身種。スティールタイムの御神本騎手は、11Ｒのギンザロッソの同厩馬という関連での乗り替わりか。

展開面では、６月13日のＢ２三組下、15日のＢ３二組とも１番人気馬の逃げ切り勝ちだったが、今回は典型的な逃げ馬不在。前３走のＢ３二組で２、３着だった２、３、８、９番の４頭は８、７、７、７番人気での好走。ここは前々走で0秒4差だったワガンセが前開催のＢ２三組下を楽勝、前走は初めての2200ｍ戦だったハッピーバレーを狙ってみたい。間隔が開いての初めての地元戦という点はやや気になるものの、このメンバーの中では地力上位と見て良いだろう。

３走前のＪＲＡ交流戦の勝ち時計は同日の古馬Ｂ３二組を0秒7上回るもの、前走は笹川騎手が52kgで騎乗していた３歳馬コスモマルーン、５走前のＢ２Ｂ３のＪＲＡ交流戦では５番人気で0秒1差３着、３か月半ぶりでプラス11kgの前走をひと叩きされてきたエレガンテヴァイゼを相手本線に。前々走は◎と0秒6差、３走前はゴールデンプラチナに先着していたグレイトムーン、コパノリッキー産駒ながら園田1700、1870ｍ戦で１勝２着２回３着２回の実績を挙げていたラッキーライズを連下のおさえに。ピンキーウィンキーとキラメキは距離不安で割り引く。